ケイバ熱盛ブログ「新潟の芝状態は…」(4月15日)

 こんにちは、短距離戦が好きな栗東・山本です。福島芝1200メートルはかなり個人的に大好きな条件なんですが、今春の福島開催は2月の地震の影響によりなしに。代わりに、例年より約1カ月早く、先週から新潟競馬が開幕しました。

 代替開催が発表されたのが先月9日のこと。急な変更なことで芝の生育状態が気がかりでしたが、やはりJRAのホームページによると「冬季の休眠から生育に移った途上」とのことで、モニター越しにも芝丈のまばらさが分かりました。

 実際にレースにまたがった富田騎手も「根付いていない感じがする。芝は硬いですね」と話しており、クッション値(先週日曜7時発表9・7)以上に硬く感じているようです。

 トゥルーヴィルで日曜新潟10R(芝2000メートル)を制した亀田騎手も「普段はあんまり気にしないんですが、めっちゃ芝丈が短い。時計が出る馬場です」と分析。ただでさえ野芝オンリーな上に短い芝丈ということで、高速決着に対応できる馬がだいぶ有利な印象です。

 懸念していたのは「雨が降ったらすぐボロボロになりそう」(亀田騎手)なこと。「この前の小倉みたいになったら、そもそもどこを通るのがいいのかが難しいんですよね。人気がない馬だと、みんなが外を回す中、一頭だけ内ラチ沿いを走るようなことができますけど…」と、早くも悩ましい様子でした。

 今週を含め、残り6週。異例の芝状態から始まった新潟開催。馬場傾向がどう遷移していくのか、要注目です。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ケイバ熱盛ブログ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ケイバ熱盛ブログ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス