ケイバ熱盛ブログ「恩返し」(4月10日)
こんにちは、栗東・山本です。土曜メインの阪神牝馬Sはディープインパクト産駒のワンツー。1着馬デゼル、2着馬マジックキャッスルはどちらも人気サイドだったとはいえさすがのひと言。“阪神マイルのディープ産駒”は、もはや義務教育で教えるべきでは…というレベルです。
さて、同じ舞台で行われる桜花賞では過去10年、ディープ産駒は5勝。まさに独壇場です。今年はアカイトリノムスメ、エンスージアズム、サトノレイナスの3頭が出走します。
エンスージアズムで挑むのは岩田望騎手。G1は9回目の挑戦です。同期では団野騎手、斎藤騎手、菅原明騎手が既に重賞制覇を果たしており、岩田望騎手も「馬にも自分にもタイトルが欲しい。何とかしたいです」と勲章を渇望していました。
フラワーC組は06年のキストゥヘヴン以来、勝利はありませんが「ワンターンになるのはプラス。レースがうまい馬です。(併せ馬の相手に乗って)調教は見た感じもすごく良さそうでした」と上々の手応えを得ていましたよ。
ちなみに、同馬は吉田照哉氏名義の馬(社台オーナーズ)。これだけで「オッ」と思った方はなかなかのミライフリーク。そうです、19年3月にデビュー初勝利を飾ったポップフランセのオーナーでもあります。
それに関して本人も意識しているらしく、「初勝利させていただいた馬主さんですし、恩返ししたいです」と意気込んでいました。
さらに言えば、その吉田照哉氏は前述したキストゥヘヴンの吉田和子オーナーのご子息。何か運命的な何かを感じますね。