こんにちは。札幌出身の栗東・松浦です。最近、トレセンでのひそかな楽しみは、同郷の庄野調教師に懐かしい“北海道あるある”を披露すること。ＳＮＳ等で拾った画像を無言で先生に見せて、クスッと笑ってもらえればこちらの勝ちです。

　北海道あるあると言えば、方言では“なまら”（大層。非常に）が代表的で、食べ物ではやきそば弁当やザンギが有名でしょうか。ローカルＣＭでは「ぼく、サッカーで優勝したよ！」でおなじみの藤野聖山園のフレーズを言えば、道民魂がある者ならばたちまち懐かしさが込み上げてくるものです。

　庄野師の私に対するジャッジはなかなか厳しく、“したっけ”（そうしたら）程度では門前払い。最近のヒットは“夏タイヤをはく”（夏に向けてタイヤを替える）だったが、“お赤飯に甘納豆”は実際に先生の実家がそうだったとか（わが家は違いますが）。つい２日前には“スジャータ”（関東ではコーヒーミルク、関西ではフレッシュ）で盛り上がり、２人そろって「白い広がり、スジャ～タ～」とＣＭのメロディーを奏でました。

　何のこっちゃの話が続いて申し訳ありませんが、仕事もきちんとしております。それこそ、今週の庄野厩舎はなかなかのラインアップ。オススメは土曜阪神５Ｒビルボードクィーンで「前走はゲートのタイミングが合わず、後ろからの競馬になってしまったけど、１勝クラスでも通用する脚を見せてくれた。五分にさえ出てくれたら」と期待大。同１０Ｒコマノウインクルも「前回は体が緩かった。同じ休み明けでも今回の方がしっかり乗り込んでいるし、息の入りもいい」と感触は上々だ。同１１Ｒプールヴィルは外傷明けで「少し余裕があるかな」と太め残りを心配していましたが「追い切りの動きは良かった」とトーンはアップ。いきなり動けても不思議はありません。