ケイバ熱盛ブログ「おもしろくない重賞回顧録・AJCC」(1月27日)

 どうも、面白くない記者の小林です。今回は中山で行われたAJCCを振り返りたいと思います。まずはどうでもいい記者の予想結果から。1着△アリストテレス、2着無印ヴェルトライゼンデ、3着◎ラストドラフトでした。言い訳はなし。何も言うことはございません。猛省です。

 勝ったのは4歳馬アリストテレス。菊花賞でコントレイルを最後まで苦しめた素質馬が、重賞初制覇を達成しました。V時計2分17秒9は過去10年で最も遅かったですが、レースぶりは優秀。3角過ぎから動いて前をつかまえに行き、そこから長くいい脚を使って後続を封じ込めましたね。

 今回は万全の状態ではなかったようです。もともと追い切りは動かないタイプとはいえ、1週前と当週の動きはともにピリッとしませんでした。加えて、馬場は不良という特殊な状態。あっさり負けても不思議はなかったが、力でねじ伏せる強い競馬でした。道悪適性でものにした勝利ではないです。

 アリストテレスは古代ギリシアの哲学者で「万学の祖」と称される人物。現時点で同馬にオールラウンダーのイメージはないですが、スタミナは現役最強レベル。久しくいない長距離界スターの誕生を予感させた今年のAJCCでした。

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