こんにちは。栗東・山本です。

　今週、トレセンで取材していると見慣れない上着を着ているジョッキーを発見。背中には「ＮＯ　ＭＯＲＥ　ＣＯＶＩＤ１９　打ち勝つ」の文字。よく見ると藤井勘騎手でした。

　どうやら今週から着だした“おニュー”らしく、「今、世界が大変な状況でも競馬を続けさせてもらっていますから。僕自身も毎日頑張らないとと思って作りました」と、気を引き締めていました。調教ＶＴＲでファンの方々も見られるかも…と思いましたが、あまり背中が映らないのが残念です。

　そんな藤井勘騎手は土曜中京で４鞍の出番でしたが、２Ｒで７番人気のケイセブンで２着、１１Ｒで１１番人気のタガノハイライトで３着と存在感を発揮。「毎日頑張らないとと思って作った」という言葉通りの奮起でした。

　きょうに限らず、藤井勘騎手は昨年末から人気薄での好走が目立っていて、なかでも新馬戦での成績がすごいんです。例を挙げると…

　昨年１２月６日　阪神５Ｒ　サンライズシトラス　８番人気３着

　同１９日　阪神６Ｒ　サンライズアポロン　１３番人気２着

　同２０日　中京６Ｒ　テーオーシリウス　７番人気３着

　同２７日　阪神６Ｒ　フォーエバーカヨ　１６番人気３着

　１月９日　中京６Ｒ　イフィゲニア　８番人気２着

　同１０日　中京６Ｒ　レイクリエイター　９番人気１着

と、この１カ月半ほどの間でこれだけ穴をあけています。まさに“新馬マイスター”。読者の皆さまには、ぜひこのデータを生かしてくだされば・・・。

　ちなみに、日曜の新馬戦では中京６Ｒのモズラテールに騎乗。追い切りも動いていますし、十分一発の魅力を秘めていますよ。