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ケイバ熱盛ブログ「モヤモヤ感」(1月11日)

 12月生まれなのに寒さに弱い、栗東・井上です。年末、この『熱盛ブログ』でMー1を予想しました。

 ◎見取り図

 ○ニューヨーク

 ▲おいでやすこが

 3連単BOXでもハズレですね。予選の動画もチェックしたけど、優勝したマヂカルラブリーはノーマークでした。そんな“マヂカルラブリーの漫才論争”もようやく落ち着いてきたように思います。それぞれの意見がある。どれも正しくて、間違いではない。今年の年度代表馬も同じかもしれません。ただ、コントレイルに一票を投じた記者としては、まだモヤモヤとしています。

 JRA賞の発表は6日。その日の朝取材で福永Jとこんなやり取りがありました。

 発表、今日ですね。 「どうなの?獲れそう?」

 アーモンドアイも有力ですけど。僕はコントレイルに投票しました。大丈夫でしょう。

 「記者も悩むやろうね。でも、無敗の3冠馬やしなぁ」。

 実はワタクシ、年度代表馬コントレイルという選択に何の迷いもありませんでした。“無敗3冠”は何よりも重いと信じていました。昨年末、矢作調教師と年度代表馬の話題になった時も「大丈夫だろ。無敗の3冠馬だぞ」と自信は揺るぎない様子でした。記者も同じ思いでしたが…。

 結果は完敗。アーモンドアイの238票に対してコントレイルは44票。驚きと同時にショックです。受賞のアーモンドアイには敬意を表したい。ただ、ここまでの差が付くのはちょっと…という感じです。

 翌朝、福永Jに感想を聞きました。「えらい差があったなぁ。3冠の価値ってそんなものなのかな?年度代表馬を獲るためにやっているわけじゃない。でも、3冠が評価されないなら、この先、3冠を狙う馬が出るのかな?」。重みのあるコメントです。

 直接対決の勝ち、負け。これで優劣を決めるなら、記者投票をする必要はない。JRAが選出すればいい。記者が選ぶ以上、数字で表れないものも判断基準となるのでは。そう思っています。

 アーモンドアイのG1・3勝は、コントレイルを負かしたジャパンCも含め、すべて得意の東京でした。一方、牡馬3冠は中山、東京、京都とすべて違うコース。距離でいえば、3冠がかからなければ使わないであろう3000メートルも走らなければならない。レース選択の余地はなく、定められた条件に使うのが3冠です。

 それを無敗で達成したのがコントレイル。さらに言えば、おそらくこの先、ないであろう父子による無敗3冠達成。偉業という表現でいうなら“父子による無敗3冠達成”を超えるものはないのでは、と。

 栗東トレセン関係者に聞いた感触もコントレイルが優勢でした。関西馬だから?そうではないと思います。ワタクシの感覚はファン目線というよりも、関係者側の意見なのかもしれませんね…。

 もちろん、年度代表馬にケチを付けるつもりはありません。それぞれの考え、思いがあるのも理解しています。このブログでワタクシも含め、福永Jや矢作調教師の声や感じ方を伝えたかったというのが実際のところです。

 福永Jは最後にこう話しました。「コントレイルもだけど、デアリングタクトにグランアレグリアと、時代が違えば年度代表馬に選ばれたであろう馬が多くいた一年。それだけ競馬が盛り上がった、ということだけでも良かったんじゃないかな」。年度代表馬に選ばれなかった馬たちには、21年のさらなる飛躍が期待されます。「今年、年度代表馬を獲ろう」。福永ジョッキーの誓いが実現するか。注目の一年です。

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