ケイバ熱盛ブログ「全ての生き物は本質的に…(10月17日)」
17日が誕生日だったにも関わらず、馬券でコテンパンにやられた山本です。
きょうの府中牝馬Sは◎の7番人気サラキアが1着、▲の8番人気サムシングジャストの軸2頭で3連単を買っていたんですが、2着のシャドウディーヴァが抜けで…。ブービー人気馬としんがり人気馬が馬券圏内に入り、これは高配当間違いなしと喜んだのもつかの間。人生は甘くないですね。
私は右回り・左回りというファクターを割と気にして予想するタイプの人間なんですが、シャドウディーヴァは左回りに良績が集まっていたにも関わらず、無印に。予想中の自分を今すぐにでも殴りに行きたい…。
右回り・左回りと言えば、今週の木曜に秋華賞に出走するアブレイズを取材時のことです。ここまで右回りで2戦2勝、左回りで2戦0勝とはっきり明暗が分かれていて、その話題になった時に、池江師が「ローズSは骨折のトラウマがあったのかもしれないし、前走、前々走だけで左回りは駄目ということはない」と、左回り苦手説を否定していました。
そして続けて語った内容が印象的でした。
「ほとんどの馬がそもそも左回りが得意なんですから。人間だって雪山で迷った時は左回りに歩いて帰ってくるし、陸上のトラックだって左回りでしょ」
確かに。雪山で迷ったことがないので、それについては分かりませんが、もしも右回りの陸上トラックで走れと言われたら、違和感を絶対抱くでしょうね。
そう思うと、右回りでも左回りでも走れる競走馬ってすごいなと思いますよね。砂をかぶって嫌気が差さない馬も。
もし自分が馬だったとしたら、右回りで砂をかぶればすぐにやる気がなくなるでしょうし……
あっ、そもそも走るのが嫌過ぎるので、走れと言われた時点ですぐにやめてしまいそうです(笑)
本当に競走馬ってすごいな…と、改めて感心させられる秋華賞前夜でした。