ケイバ熱盛ブログ「薬の名は。(10月5日)」
皆さん、初めまして。中央競馬デスクの長崎です。当面、このブログは若いユウキが中心になって回していくと思いますが、われわれ内勤組もちょいちょい顔を出していくつもりです。
基本的に会社でひきこもっているので、トレセンで持ってきた情報はユウキにまかせ、ギャンブル界に身を置く一人としてアレコレ思ったことを書き連ねようかと。どのぐらい需要があるか分かりませんが、とりあえずコレを書いているのは「46歳のおっさん」ではなく、「浜辺美波」だと思い込んで読んでいただけたら幸いです。
さて、凱旋門賞が終わってしまいましたね。JRAの売り上げは27億4092万4000円。41億円超を売り上げた昨年を考えると、かなりのダウンです。有力馬ラブが回避し、A・オブライエン軍団4頭が直前で取消。レースに面白みがないと考えるのは当然でしょう。ジャパンへの応援馬券がなくなったのも大きかったと思います。
ちなみに、4頭取消の原因となった禁止薬物「ジルパテロール」ってどこかで聞いたことがありませんか?2017年、元WBC世界バンタム級王者・山中慎介と対戦したネリ(メキシコ)から検出されたのが、まさにコレでした。
ジルパテロールには筋肉量を増加させる効果があるそうです。国によっては家畜用の成長促進剤として一般的だったりもするらしいですが…悪童ネリが使用したという薬の名を、ネガティブな話題の中で再び耳にしてしまうとは…。