ケイバ熱盛ブログ「夏が終わり、記者も馬も…(10月2日)」

 初めまして!

 記念すべき初投稿ですね。初回は栗東の山本がお送りします。最初ということで、少し私の自己紹介を…。

 1994年生まれで今月26歳になる山本裕貴(やまもと・ゆうき)です。土日の紙面ではユウキとカタカナ表記になって(されて?)います。2018年入社で1年8カ間のボートレース担当を経て、今年1月に念願の中央競馬担当になりました。

 人生で一番最初に見たレースはオルフェーヴルが引退した有馬記念。大学1年の冬でした。馬術部に所属していた友人に連れて行かれた阪神競馬場のモニター越しでも伝わるその迫力、熱気。そこから徐々に興味を持ち始めて、7カ月後の七夕賞。なぜかメイショウナルトの復活Vにひどく感動し、そこから狂ったように競馬にどっぷり。そして、いつしか競馬に関わる仕事がしたいと思い、気付けば今に至る…といった感じです。

 まだまだいろいろと勉強ばかりですが、このブログを通して私たち競馬記者のウラ側、紙面に載せ切れないトレセンでのウラ話などをご紹介できればと思います。どうかよろしくお願いいたします。

 さて、今年ももう10月。ということは私が競馬担当になって9カ月が経過したということ。本当に日が過ぎるのはあっという間ですね。夏も完全に終わり、ようやく涼しくなってきました。極度の暑がりで汗っかきの私にとっては待ちに待ったシーズンの到来です。

 夏場は本当に比喩表現で収まらないほど、滝のように汗をかきながら取材していました。今年はマスク必須でしたので暑さは倍増。そんな状況ですから体調も万全とは言えず、馬券や予想も調子を落としていましたが、秋が始まるとみるみる回復。コラムもポンポン的中し、状態は右肩上がりです(と自分では思っています)。これは人間に限らず馬にも言えることらしく、取材していると「前走は夏負けしていた」や、「暑い時季が良くないから休ませていた」というお話をよくうかがいます。

 今週のスプリンターズSに出走するダイメイフジが特にその典型。管理する森田師は「暑いのが駄目なので涼しくなってほしい。25度以下がいい」とおっしゃっていました。この夏は暑さをしのぐために北海道へ遠征。函館スプリントSでは2着と、涼しい地でしっかりと結果を残しました。天気予報を見ていると日曜の中山は森田師のおっしゃる“ボーダー”ギリギリの気温になりそうです。

 体質的に夏場が良くなく、涼しくなるこの時季から調子を上げていくのは私と同じ。シンパシーを抱いた……という理由ではありませんが、秋G1の開幕戦はダイメイフジの大駆けに期待します。詳しくはあす土曜付の紙面をご覧ください!

 それでは栗東の山本でした。今後ともよろしくお願いいたします~。

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