関西発の『馬券必勝法』とは…いつかはパーフェクト予想達成を!

 先週は変則3日間開催。4日は京都競馬が開催されていなかったこともあり、栗東の競馬記者兼クリストフ・ルメール騎手の騎乗依頼仲介者であるT氏が東京競馬場へ現れた。記者席でしばらく談笑していたところ、ちょうど福島5Rがテレビ画面に映しだされ、1着が1番人気の(13)レナータ、2着は7番人気の(3)タマモストームという決着になった。

 するとT氏が「関西では同じ番号を買え!という格言があるんですよ。この場合だと、(3)を軸に選んだら、(13)は絶対相手として入れるように!みたいな」。長くこの世界に身を置いているが、初めて聞く『馬券必勝法』(!?)だった。一方、その”発祥の地”が関東なのかどうかは分からないが、美浦の馬サブロー支局内でもある格言がまことしやかにささかれている。詳細は下品過ぎるため、ここでは書けませんが…。

 馬券の買い方はファンそれぞれの考えでいいと思うが、競馬記者たる者、予想に関してはそうはいかない。この仕事をしていると、よく「どうやって◎とか○を決めるのですか?」と質問される。

 ワタクシの場合、最重要視するのは取材内容。関係者がまず「勝つ!」とかのコメントを発すれば、文句なしに本命にする。理由は取材記者なのだから、トレセン=現場を意識した予想をすることが使命と考えているからだ。展開、時計、血統などからの予想は内勤者でもできること。これは先輩記者に注意され「ごもっとも」と思ったため、予想の開始時から一貫してスタイルは変えていない。

 競馬記者にとって、最も誇れるのはパーフェクト予想。一日の全12レースを的中することだが、残念ながら30年間で1度も達成できていない(※ちなみに最高は一日10レース的中だったか)。逆に恥なのは当然、1レースも当たらない、いわゆる”裏パー”。こちらは幾度となく達成しています(※申し訳ございません…)。

 競馬記者デビューからしばらくはこの裏パーはなかったのだが、5年目くらいの時に初めてやらかしてしまった。メインレースまで外れ続けて「ヤバい」と思って最終レースの予想を見ると、自分の◎は何と単勝万馬券。案の定、後方のままで撃沈…見事に”達成”となった次第だ。

 あと何年予想をするかは分かりませんが、皆さんの懐を潤わせることを最大の目標にして、紙面にはこれからも予想印を打っていきたいと思っています。

(馬サブロー美浦支局・玉川 祝)

【玉川の土曜推奨馬=福島9Rタイセイマルス】

 チークピーシーズが効いて行きっぷりが一変。現状なら小回りの福島が最適とのイメージだ。狙いたい。

【馬サブローコンテンツ】

・僚紙「馬サブロー」栗東支局長・竹村浩行の予想は→こちらをクリック

・“万券ハンター”こと美浦支局長・佐野裕樹の予想は→こちらをクリック

・紙面で人気!スピード指数作者・坂口元一の予想は→こちらをクリック

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