【阪神ジュベナイルＦ】

　高速馬場の東京マイル（サウジアラビアＲＣ、アルテミスＳ）でマークした位馬が上位を占めるのが通例だが、今年はファンタジーＳの勝ち馬◎レシステンシアが首位となった。

　京都千四の新馬、ファンタジーＳを連勝。スタートから好位につけ、直線も抜け出す脚が速く、しかもいい脚が長く持続する。スピードに加えてレースセンスを兼備する完成度の高い一頭だ。スピード指数もデビュー戦から４３８と上々の滑り出しを見せ、２戦目に２秒近くも時計を詰めてマークした５３１は、すでに桜花賞の勝ち馬レベルだ。ゴール前の急坂をクリアするだけのパワーが要求される舞台に変わるが、緩い稍重馬場の経験から問題ないとみる。

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