【9月22日の展望】GI戦線に弾みをつける/オールカマー
【オールカマー】
前走の宝塚記念では2番人気に推されながらも5着と馬券圏外に敗れた◎レイデオロ。ドバイ遠征の影響が出たようだ。指数的にも実績的にも明らかに上位の存在。ここは力を示しておきたい。
ホープフルS、ダービー、神戸新聞杯を快勝。世代のナンバーワンに上り詰めた一頭。古馬のトップックラスとの戦いになってからは、さすがに連戦連勝とはいかないが、それでも昨年のこの時季には、オールカマーと天皇賞・秋を連勝して存在感をアピールしている。特に1分56秒8と速い時計で勝ち切った天皇賞・秋は、スピード指数も607と非常に優秀だ。有馬記念2着の実績からも道悪の中山はOK。GI戦線に弾みをつけたい。
【神戸新聞杯】ダービー馬の参戦はなく8頭と頭数もそろわず、菊花賞の最重要トライアルとしてのメンツは皐月賞馬◎サートゥルナーリアの出走で保たれた。暮れのホープフルS以来となった皐月賞の制覇は記録的なものだったが、中団の外を追走して前を力でねじ伏せた勝ち方もインパクトがあった。ダービーで圧倒的な人気を集めたのもうなずける。皐月賞のSP指数は592。高指数になる傾向のレースの中でも優秀な部類で、久々を叩かれてダービーはもっとパフォーマンスを上げてくるかと思ったが、519と平凡で、皐月賞で退けたヴェロックスにも逆転を許してしまった。出遅れ、外を通って脚を使わされた結果で、あれが能力とはとうてい思えない。世代の中では抜けた能力の持ち主。圧勝で復帰初戦を飾ってほしい。
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