【3月31日の展望】スピードで圧倒する/大阪杯
【大阪杯】
極悪馬場の菊花賞V以来、なかなか成績が上がらなかった◎キセキだが、昨秋の毎日王冠3着から、天皇賞・秋とジャパンCで完全復調の走りを見せた。ともに戴冠とはならなかったものの主導権を握る形で開眼し、スピードとその持続力に秀でた走りは存在感を示すには十分だった。
この2戦のSP指数は597と644。例年なら勝ち切れる指数で、特にジャパンCの走破時計2分20秒9は、アーモンドアイさえいなければ「驚異のレコード」と賞賛されていたはず。激走続きの秋3戦でお釣りのなかった有馬記念の敗戦は想定の範囲内。叩き良化型で久々がポイントになるが、早いラップを刻んでスピード勝負に持ち込めれば一気の逃げ込みが期待できる。
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