【2月17日の展望】怪物には逆らえない/フェブラリーS
【フェブラリーS】★★★
昨年の最優秀ダートホースに輝いたルヴァンスレーヴを欠いたのは残念だが、過去3年の勝ち馬、モーニン、ゴールドドリーム、ノンコノユメは健在。さらに新星インティの出現や、オメガパフュームやコパノキッキングの4歳勢も侮れない。興味は尽きない。
6連勝で一気に重賞ウイナーにまで駆け上ってきた◎インティの力は底知れない。初重賞制覇となった前走の東海Sこそ2馬身差だが、それまでの5戦は全て4馬身以上の着差をつける大楽勝。さらに、東海SでマークしたSP指数675は通常のGIレベルを遙かに上回るもので、しかも最後は流すだけの余裕しゃくしゃくの内容。目いっぱいの競馬をすれば、どんな指数が出るのか恐ろくもある。怪物には逆らえない。
【小倉大賞典】★ここは福島記念の上位組が指数上位を独占する組み合わせ。同じ小回りコースだけに素直に評価したい。
オープン入り3戦目で重賞勝ちを決めた◎スティッフェリオ。オープン初戦がG2の札幌記念で5着に善戦し、オクトーバーSこそ1番人気を裏切る4着に敗れたが、前走の福島記念を590の高指数で快勝した。札幌、東京、福島のレースぶりから小回りコースの適性が高く、先行力も武器になる。ここもチャンスは大きい。
【小倉2R】★★久々がこたえて前走は人気を裏切った◎サトノブレイズ。素質の片鱗を見せたのが初勝利を挙げた2走前。スタートから楽に2番手につけるスピードを見せて、直線は逃げ馬を捕まえるだけの内容で2馬身半差の大楽勝。最後は押さえる余裕を見せて479の高指数をマークした。休み明けをひと叩きされ、さらにゆったりと間隔を取った今回はベストの臨戦態勢。1000m戦ならスピードで圧倒する。
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