【12月9日の展望】素直に指数を信頼/阪神ジュベナイルF

【阪神ジュベナイルF】★★

 高速決着の東京マイルを経験している馬が指数上位を占める時期。スローで能力が指数に表れにくい別路線にも実力馬がごろごろ潜むGI戦だけに、SP指数が平凡でも上がりで素質馬を拾いたい。

 やはり東京のマイル組が上位を占めた。なかでも、アルテミスSを勝った◎シェーングランツの470がメンバー中トップ。別路線の隠れた実力馬が気になりつつも、例年の水準レベルはキープしているだけに、素直にここから入りたい。デビュー2戦の札幌1800mでは116、377と指数は平凡も、前走のアルテミスSで470と大きく指数を伸ばしてきた。ラスト3F33秒8の末脚で大きく時計を詰めてきた印象も、やはりこの舞台は時計が速くなる。ただ、高速決着に対応できたのは大きな収穫と言えるだろう。阪神の外回りも長くいい脚が使える馬に有利な舞台設定だけに、自慢の末脚が生きてきそうだ。

【カペラS】★

 激走と大敗が極端な◎ナンチンノンだが、一時期より激走の確率がずいぶん下がってきた。昨年のこのレースも本命に推して馬券を買ったが、その推奨理由が中山コースとの相性の良さから。昨年のジャニュアリーSで幸先良く2着に好走し、ポラリスSの大敗(14着)を挟んで、中山・千葉Sでオープン勝ちの実績から狙いを定めたが、それ以降今年は良くない。今の時点で中山巧者と言うと笑われそうだが、いまでもその評価は変わっていない。前走の4着も見どころがあった内容。一獲千金を狙う。

【中山8R】★★★

 2年以上もこのクラスで戦う◎ダイワスキャンプ。それでも今年の4月以降、ダートで6戦を消化して1000万クラスの指数的なボーダーライン500を4回も超える安定感。SP指数の最高値532をマークした3走前の浦安特別がまさにこの中山ダート1200mで、現級に限ればこの舞台では⑤③②③着と相性は抜群。勝ち切れないもどかしさは残すが、連軸としての期待値はかなり高い。

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