【11月11日の展望】強豪との対戦でさらに/エリザベス女王杯

【エリザベス女王杯】★★

 直線は平坦で軽い芝の京都。しかも3~4角の下り坂で勢いをつけて直線の決め手勝負になるだけに、決め手が明暗を分ける一戦だ。

 紫苑Sの疲れが抜けず、秋華賞をパスしてここに照準を合わせてきた◎ノームコア。とにかくその前走が圧巻だった。前半スローの流れだったためにレースのラスト3Fが11秒5-11秒5-11秒2という加速ラップ。そんななか4角5番手からラスト3Fが33秒6の決め手を披露。2着以下を3馬身も突き放す圧勝劇。SP指数の566も直線だけで帳尻を合わせた印象が強く、強豪との対戦でさらに指数を伸ばしてきそうだ。

 前哨戦の府中牝馬Sで570の高指数をマークした○リスグラシューは、ここまで15戦して馬券圏内を外したのは3回という安定感。ひと叩きされて、さらに前走以上を期待したいが、実績は2000m以下に限定され、昨年のこのレースも434の低指数で8着に敗れている。強気に推せず、ここは対抗評価とした。

【福島記念】★★

 今年4月の福島民報杯で2着した◎マイスタイル。2番手追走から早めに動いて4角先頭の積極的な競馬。直線も最後まで踏ん張り通して582の高指数で押し切って見せた。その後は降級で自己条件を着実に勝ち上がり、再度重賞の札幌記念は9着と大きく負けてしまったが、勝ち馬は後の天皇賞2着馬サングレーザー。メンバー的にも楽な競馬をさせてもらえなかった。今度は重賞でもローカルの福島記念。得意の舞台設定でメンバーは一気に落ちるだけに重賞初制覇のチャンスだろう。

【福島7R】★★★

 ちょうど1年前の福島で現級勝ちを決めた◎イタリアンホワイト。スローペースと見るや、向正面で動いて直線は前を捕まえるだけの圧勝劇。鞍上の好騎乗が光るが、逃げ粘った2着に4馬身差をつけて509の高指数は力の証明だ。1000万クラスでは振るわず、降級してからもなかなか本来の力を発揮できない歯がゆい競馬が続くが、得意の福島2000mに戻る今回は一発を期待したいところだ。

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