【富士Ｓ】★★

　東京マイルで行われる一戦。軽い芝の非常に速い時計で決着するレース。東京や新潟の指数を重視したい。

　◎ワントゥワンは、オープン入り初戦の阪神牝馬Ｓ12着、２戦目のヴィクトリアマイル９着と戦したが、中京記念５着、関屋記念２着、京成杯オータムハンデ２着と、使われつつ常識にかかってきた。東京マイルのヴィクトリアマイルは振るわなかったが、同じように軽い芝のスピード競馬となった関屋記念で１分31秒６、ＳＰ指数は５７２をマーク。スピード競馬への適性を印象づけた。今ならここでも十分勝負になる。

【室町Ｓ】★

　昨年のプロキオンＳ勝ちなど、オープンで安定感のある活躍を誇る◎キングズガード。地方交流重賞では力を示すも、中央では苦戦するようになってきた。それでも、昨年暮れのチャンピオンズＣで自己最高のＳＰ指数６１３をマークしておりまだまだ期待したい一頭。今年のプロキオンＳは７着でも、２カ月半ぶりの実戦で、しかも道悪競馬。ひと叩きされた今回に期待したいところ。

【秋嶺Ｓ】★★★

　ダートでは８戦４勝、２着１回、３着１回の◎マジカルスペル。２度の馬券圏外と３着の一戦は、いずれも中２～３週の間隔での出走。対してＳＰ指数の最高値６２５をマークした前走は中７週あけての出走だったのをはじめ、４勝全てがこれ以上の間隔を取っていたのだ。芝スタートも、初のマイルも全く問題にせず先行力を発揮して力強い競馬。降級に加えて同舞台で戦う今回は大きく勝負に出る。

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