【9月30日の展望】向かうところ敵なし/スプリンターズS

【スプリンターズS】★★★

 昨年と同様にセントウルSを制して本番に臨む◎ファインニードル。本番で12着と思わぬ大敗を喫した1年前は、賞金的に前哨戦を勝つことを義務づけられたことが敗因のひとつ。逆に本番前のひと叩きで臨めた今年は、天と地ほどの違いがある。

 その前走が”たとえたたき台でも力の違いを見せてくれる”と期待できたのは、今春の始動戦・シルクロードSを625と非常に高い指数で快勝していたから。休み明けでも力を発揮できると考えてのことだが、それにしても58キロの斤量を克服し、しかも6キロ軽い2着馬に決定的な差…”向かうところ敵なし”を印象づけた。今春の高松宮記念に続く2冠制覇は目前だ。

 昨年③着の○ワンスインナムーンは、昨年と同様に朱鷺S①着から本番に臨む。首差の僅差だった昨年と違い、今年は斤量が1キロ増えたにもかかわらず②着馬に1馬身1/4の差。SP指数も593の自己最高値をマークし、力をつけている。

【内房S】★★

 関西から遠征してきた◎ヴァローアだが、関東の水が合うのか東京や中山では馬券に絡む好走を見せている。高指数マークの中山で一発を期待したい。

 昨秋からこの準オープンでの戦いが続くが、なかなか馬券に絡むことができずに苦しんでいる。それでも3着に好走した5走前の招福Sと前走の薫風Sはともに関東圏のレースで、スピード指数も準オープンの上位レベルをマーク。特に今回と同じ舞台で行われた招福Sは594という破格の指数をたたき出しているのだ。流れや相手関係も要因だろうが、タフさが要求されるシチュエーションを好むようだ。今回は4カ月ぶりの実戦で人気は前走程度と推測。思い切って勝負に出るなら、ここだろう。

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