【9月23日の展望】人気を考えると…/神戸新聞杯

【神戸新聞杯】

 504の高指数で皐月賞を制した◎エポカドーロ。前哨戦のスプリングSは②着に敗れたが505と、こちらも優秀な指数をマークしていた。ただ、皐月賞は展開に恵まれた感が強いと感じていたためダービーは少し割り引いてしまったが、515の最高値をマークしての②着は力の証明と言えるもの。今回は阪神コース。ダービーよりは合うとみているので、人気を考えると妙味はこちら。

 皐月賞⑦着と人気を裏切った○ワグネリアンだが、ダービーで巻き返して519の高指数で差し切った。東スポ杯の509と合わせても”軽い芝の切れ味勝負”に向くタイプ。阪神は勝ち鞍があるものの少し割り引きたい。勝負は舞台が好転する菊花賞で。

【オールカマー】

 ◎ガンコは、4走前の京都・日経新春杯に格上挑戦で③着に頑張った。続く3走前の京都・松籟Sで579の高指数での勝ち上がり、京都コースの適性の高さを示したが、2走前には中山の日経賞にも快勝してこの舞台への適性の高さも見せている。立て直して秋も楽しみな一頭。今回も上位争いになるはず。

【甲東特別】

 初勝利を挙げるのに7戦を要した◎ブルベアトリュフだが、返す刀で500万も快勝。以前はラスト3Fで35秒を切る爆発力がなかったので、スローが定番の中距離戦では苦戦を強いられた。それが使われるごとにレースぶりが良化し、マイルに距離を短縮しても前々で運べる先行力を身につけた。末脚にも磨きがかかり、SP指数も前走で515と上々。これなら1000万に昇級しても十分にやれそうだ。

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