【函館２歳Ｓ】

　２歳世代初の重賞函館２歳Ｓ。各馬経験が少ない上に、２歳のデビュー戦は探りながらのレースになるので、なかなか能力が指数に表れてこない難しいレース。上がりや脚質も加味して隠れた能力を探りたい。

　ＳＰ指数は○カルリーノの４０６がトップだが、デビューから２戦目の指数としては物足りなさ感じる。それなら、新馬戦でこれを０秒３差退けた◎ナンヨーイザヨイを狙いたい。そのデビュー戦の走破タイムは１分９秒４、ＳＰ指数は３９１は文句なし。仕掛けて先行策も、折り合いに問題はなく、最後までしっかりと脚を伸ばす好内容。２戦目の上積み＋相手強化で、さらにパフォーマンスを上げてきそうだ。

【中京記念】

　上がりを要する舞台で浮上が期待できそうな◎ガリバルディ。②着に好走した昨秋の京成杯ＡＨで５７７の高指数も、速い上がりを要求される東京や京都の切れ味勝負で苦戦を強いられている。一昨年の勝ち馬でもあり、ペース云々よりも上がりがかかる中京コースなら差し届く。

【中京８Ｒ】

　現級で７戦連続馬券圏内なしと苦戦が続いた◎クリノアントニヌスは、前走で初の連対を果たしてみせた。２Ｆの距離短縮や芝スタートの舞台設定が良かったのか、外々で脚を使いながらも積極的に運んで直線は堂々先頭に躍り出る強気な競馬。最後は内から脚元をすくわれる惜敗も、４９１の高指数をマークする激走だった。同じ舞台で臨む今回、前走分だけ駆ければおのずと結果はついてくる。

【馬サブローコンテンツ】

・僚紙「馬サブロー」栗東支局長・竹村浩行の予想は→こちらをクリック

・“万券ハンター”こと美浦支局長・佐野裕樹の予想は→こちらをクリック

・スタッフによる予想動画「馬サブローＴＶ」は→こちらをクリック