【7月21日の展望】昇級戦でも実質は”降級馬”/函館日刊スポーツ杯

【函館日刊スポーツ杯】

 1000万クラスを2戦でクリアし、今回が昇級戦となる◎ディバインコード。3歳戦の橘Sに勝って古馬のオープンに編入され、強豪にもまれてきた経験の持ち主。しかも古馬オープン6戦で③②③⑤⑧③着と4回も馬券に絡む活躍を見せ、SP指数も春雷Sの592を筆頭に高指数を連発。確かに、前走から見れば今回は昇級戦ということだが、クラス再編成前から見れば”降級馬”だ。準オープンも通過点に過ぎない。

【白河特別】

 ◎ヴェアリアスサマーは、芝中心のレース選択になった昨年以降は1400~1600m戦を使われてきたが、ダートで戦っていた頃は1200mが中心で500万クラスの2勝はともに1200m戦だったので、距離短縮に問題はないだろうが、先手がほしいだけにスタート直後の流れに戸惑う可能性は十分にある。昨年8月の豊栄特別で525と指数的には十分足りているだけに、先手が取れればやれるはず。

【桶狭間S】

 1000万下に降級した◎ビックリシタナモーは、②①着の2戦で準オープンに返り咲いた。SP指数は533と1000万クラスでは力が違う快勝だったが、準オープンで戦っていた頃は、陽春Sで548、BSイレブン賞も545と準オープンを勝てるレベルの指数を連発していた。もちろん昇級戦から狙っていきたい。

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