【6月10日の展望】東京なら負けられない/エプソムC

【エプソムC】

 ◎ダイワキャグニーは、これまでに挙げた5勝全てが東京コースの舞台巧者。SP指数もキャピタルSで576をはじめ、高指数は軒並み東京コースで舞台巧者を裏付ける。3カ月半ぶりのメイSを522と余力を残しで勝ち切って今度はさらにいいはず。万全の態勢で臨む。

 ○グリュイエールは、約2年ぶりの前走で準オープンを快勝。542の高指数は驚異的。指数の対象は1年以内なのでこれが最高値となっているが、2年前の前々走で592の高指数をマークしているだけに、これだけやれても不思議はない。ひと叩きでさらに期待値が上がる。

 ▲サーブルオールは、3歳の夏から1000万クラスを1年半かけて2勝を挙げてようやくクリア。準オープンは昇級戦を勝ち切り、5歳を迎えて本格化の兆し。超スローで差し届かず⑥着に負けたが、鷹巣山特別の上がり指数743は出色。府中の末脚勝負は望むところ。

【マーメイドS】

 ◎アルジャンテはまだ準オープンの身で、今回は格上挑戦。それでも準オープンの上位レベルならば、牝馬限定重賞は通用すると考えていい。3走前に1000万クラスを543の高指数で勝ち上がり、準オープンの昇級戦は556と高い指数で④着に善戦している。指数的に見てもすぐに準オープンは勝てるはずで、その力があるのならこの牝馬限定重賞も勝ち負けだろう。人気的にも美味しい。

 指数1位の▲トーセンビクトリーは、昨年の中山牝馬S勝ちの実績。その後の好走例は札幌・クイーンS②着、今年の中山牝馬Sと福島牝馬Sを④着。SP指数の最高値は、クイーンSの562と、小回りコースの実績が目立つ。現に、昨年のこのレースは⑨着と敗れ、コース相性的にも狙いづらい。

【加古川特別】

 2勝目を挙げるのに苦労していた◎ナムラヘラクレスが、今年に入って先行力が安定感を生んでレースぶりに進境を見せている。450前後と低調だったSP指数も、現級勝ちを収めた3走前の阪神で538と大きく伸びを見せた。準オープンでの2戦は流れに対応できず、473、425と低指数の敗戦。力が通用しなかったというよりは、慣れが必要な印象だ。降級して高指数の舞台る今回は力の違いを示したい。

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