【6月2日の展望】恵量56キロの逃走劇/鳴尾記念
【鳴尾記念】
少しくらい速くても、気分良く飛ばして行けたらしぶとい競馬をする◎マルターズアポジー。昨夏の関屋記念を逃げ切って565の高指数をマークした。その後も京成杯オータムハンデが④着でも559、中山記念は511のの低指数でも③着に逃げ粘ったのは恵まれたのか。常に57キロ以上を背負わされるだけに、中山記念は56キロも有利だった。今回は別定の56キロ。激走のお膳立ては整った。
【稲村ヶ崎特別】ここは実績に裏付けられた降級馬が5頭、サトノグラン、ダノンキングダム、フリージングレイン、リカビトス、レッドローゼスが幅を利かせる一戦。なかでも愛知杯の④着馬◎リカビトスと、準オープン連続②着の○レッドローゼスが抜けた存在だ。
特にリカビトスはデビューから3連勝目の八ヶ岳特別(古馬1000万クラス)で546の高指数で快勝して秋華賞に駒を進めた実力馬。続く愛知杯の好走も地力の証明と言えるだろう。前走は久々がこたえたのだろう。ひと叩きされて、降級の今回は負けられない一戦となる。
【三木特別】◎レッドイグニスは、長く500万クラスで戦ってきたが、昨年末の中山・ノエル賞を勝ってこの1000万クラスに上がってきた。昇級戦こそ⑩着と敗れはしたが、その後②②着とメドを立てている。SP指数もこの2走で492、511と上昇傾向。クラス再編成で降級馬が2頭いるが、指数的に見ても強敵はインヘリットデールだけだろう。
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