【4月15日の展望】”運の強さ”を感じる/皐月賞
【皐月賞】
サウジアラビアRCを1分33秒3の好時計で走破した◎ステルヴィオ。2歳10月時点でマークした534の高指数は、スピード能力と完成度の高さを物語る。血統的な背景からもスピード色が強く、その持続力にも長けた同馬にとって”速い馬が勝つ”と言われる皐月賞に最もマッチする存在と言えるだろう。同レースで1馬身3/4も前でゴールし、552と驚異的なSP指数をマークしたダノンプレミアムの戦線離脱からも、同馬には持って生まれた”運の強さ”を感じる。いずれにしても、3カ月ぶりで迎えた始動戦のスプリングSを505と上々のSP指数で勝ち切り、万全の状態で臨む今回は、千載一遇のチャンスということだ。
もう一頭、ダノンプレミアムにしか負けていない○ワグネリアンとっても大きなチャンスが訪れた。こちらは東スポ杯で509の高指数。指数的な比較から◎ステルヴィオに劣るが、距離が1F長い分だけの”誤差”と考えていいだろう。どちらが勝つにせよ、この馬連の確率は非常に高い。
【アンタレスS】ダートに変えて5連勝で重賞ウイナーに上り詰めた◎グレイトパール。この5戦のSP指数は449、545、484、585、630と相手なりに指数をグングン伸ばしてきたあたりは、全く底を見せていない。前走の指数から能力はすでにGIを勝てるレベル。配当妙味を考えると11カ月ぶりと少しハンデがないと手を出せないレベルの人気馬。買うなら今回か、GI初挑戦の時。
【阪神5R】使われつつ着実にSP指数を上げて444で初勝利を挙げた◎ノーウェイ。これなら昇級しても勝負になると、昇級戦で勝負に出たがあえなく7着に大敗。道中は中団の内々で行きっぷりが悪く、直線も見せ場に乏しい内容の敗戦だった。ただ、SP指数は324と持てる力を出せずじまい。2カ月ぶりも影響したのだろう。順調に使える今回、大敗のおかげで人気的にも前走以上の利益が望めそうだ。
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