【3月25日の展望】スプリント界に新星/高松宮記念

【高松宮記念】

 各クラスで苦労しながらも、使われつつ着実に力をつけてきた◎ファインニードル。昨年6月の水無月Sで2度目のオープン入りを決めた以降、スプリントの重賞戦線を4戦してG2・セントウルSとG3・シルクロードSのタイトルを奪取。SP指数もこの4走で、511、587、524、625と伸ばしてきている。傾向的には高い指数での好走が目につき、負けるときは低指数で力を発揮できずに終わっているということ。内めの枠を引いて、前めで流れに乗るのが好走の絶対条件と言えるだろう。それでも、前走が休み明けで18キロ増の馬体ながらも高指数をマークしてきたあたり、まだまだ成長途上。主柱を欠くスプリント界を席巻する存在になり得る器だ。

 強敵は昨秋のスプリント王・○レッドファルクス。3カ月ぶり、斤量58キロ、1400m戦と条件の悪かった阪急杯で、首+鼻差の③着まで脚を伸ばして力は示した。力はまだまだ健在だ。

【マーチS】

 横山典騎手に変わって、1000万の初茜賞、準オープンの上総Sを連勝してオープン入りした◎ハイランドピーク。勝ち切れないレースぶりから一転、先手を奪って後続を寄せ付けないレースぶりは、何かきっかけをつかんだようだ。しかもこの2戦のSP指数は615、605と条件戦ではまずお目にかかれない指数。オープンでも即通用は間違いのないところ。実は、4走前のチバテレ杯と3走前の1000万下で続けてデイリー紙面で推奨している。どれだけ相性が悪いのか…。馬券は控えますので、皆さんは安心して買ってください。

【阪神8R】

 8カ月半ぶりで③着と上々のリスタートを決めた◎ショウナンバローネ。なかなか詰めて使えず、万全とはいかない状況で苦戦続きだが、3歳の秋には現級を勝ち上がり1000万クラスでも④③④⑧着とメドを立てていた実力馬。順調なら今ごろはもっと上のクラスで活躍していたはずだ。今回は久々をSP指数490の③着と上々の滑り出し。順調に詰めて使える今回、ピーク時の走りを期待したい。

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