【3月17日の展望】始動戦でも負けられない/若葉S
【若葉S】
GI・ホープフルSの初代チャンピオンの◎タイムフライヤー。ここまで5戦3勝2着2回とパーフェクト連対で、ロックディスタウンとグレイルにしか負けていない。SP指数は京都2歳Sの472が最高値でも、2歳の中距離戦では仕方がない。瞬発力勝負の競馬に向くタイプ。始動戦でも負けられない。
指数1位のダブルシャープは、サウジアラビアRCのSP指数が516と高い。そもそも東京のマイルは時計、SP指数は高い決着になるので慎重に評価する必要があるが、このレースで評価できるのは4着のテンクウまでと見ている。朝日杯FS9着、京成杯7着とその後に見どころは乏しい。指数が高いからといって飛びつけない。
【ファルコンS】新馬を勝った後、マイル重賞の2戦で結果を出せなかった◎テンクウ。今年に入りオープンのジュニアCで2勝目を挙げ、春の戦いに向けて賞金を加算できたのは大きな収穫と言えるだろう。そもそも重賞2戦の敗戦は悲観するものではなかった。新潟2歳Sはラスト3F32秒6の末脚を使っても勝ち切れなかったのは位置取りの差。サウジアラビアRCは522の高指数をマークしても4着止まりだったのは相手が強すぎたということ。能力的に水準以上であることは確かだ。メンバー弱化のジュニアCで力の違いを示したのが何よりもの証拠だ。改めての重賞挑戦となるが、指数が示す通り能力は重賞級。このくらいのメンバーなら、あっさりだろう。
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