【10月29日の展望】安田記念組が中心/天皇賞・秋

【天皇賞・秋】

 舞台は府中の2000m。他場の中長距離GIと比べて、よりスピードとその持続力が試される条件だ。安田記念が高指数で決着した年は、このレースに連動する傾向にある。

 623の高指数で安田記念を制した◎サトノアラジン。気性的な問題があって、昨年はいったん距離を短縮して京王杯SCとスワンSの2重賞を制覇。賞金を加算して、今年はマイル~中距離路線に帰ってきた。安田記念の高指数は気性面の進境があったからこそ。スローの毎日王冠で上がり指数726の末脚が使えたのも、折り合い面の不安を払拭するもの。距離はさらに1F伸びるが、この舞台なら期待に応えてくれそうだ。

 強敵は○グレーターロンドン。安田記念で連勝は途絶えたが、これまでのSP指数を100以上も上回る617は立派の一語。一気の相手強化でも対応できたのは大きな収穫と言えるだろう。1Fの距離延長で臨んだ前走の毎日王冠は、勝負が決した後に飛んできた格好だが、それでも上がり指数は726の鬼脚。久しぶりの実戦だっただけに上々の滑り出しと言えるだろう。スピード重視の東京でこそのタイプだ。

【新潟3R】

 昨年4月に現級勝ちの実績を誇る◎コティニャック。芝で頭打ちの成績から、ダートに路線変更した直後の好結果だった。さらに昇級の新潟・白馬岳特別でも、いきなり2着に善戦したように砂適性の高さは本物だ。長期休養明けの近走に当時ほどの勢いがないのは寂しい限りだが、前走の中山戦は487と指数は復調気配。持てる能力は現級でもトップクラスだけに、そろそろ本領発揮を期待したい。

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