【オークランドＲＣＴ】

　◎イーストオブザサンは、1000万条件を２連勝して準オープンに上がってきた。特に２走前の加古川Ｓは１分51秒１の好時計でＳＰ指数も５７５と非常に優秀だった。これだけやれれば準オープンでも十分やれると思ったが、前走の白川郷Ｓは勝ち馬から２秒も離される８着に負けた。直線の半ばまで進路が開かずに完全に脚を余した格好。時計的に見ても、指数的にも力を出せていない。今回は、４番人気だった前走から大きく人気を落としそうなだけに、ここはもう一度狙いたい。

【レインボーＳ】

　初勝利がデビューから６戦目と、苦労した◎テオドール。500万は２戦目、1000万は３戦目と降級初戦を勝ち上がり、折り合い面の進境で勝ちみの遅さを解消して、レースで力を発揮できるようになった。潜在能力はデビュー当時から評価されてきた馬だけに、ようやく本格化という感じ。準オープンの昇級戦となった前走は逃げて２着。差されはしたが、自らペースメーカになってＳＰ指数は自己最高の５５１をマーク。控えて脚をためる競馬の方がいいタイプだけに、今度は同じ轍は踏まないだろう。

【古作特別】

長く５００万での戦いが続く◎コスモヨハネ。昨年の３月に現級勝ちの実績はあるが、本当の意味での地力強化は今年に入ってから。それまで４５０程度で推移していたＳＰ指数は、今年に入って中山と東京で４８０を超え、さらに半年ぶりの新発田城特別で５２３と、1000万でも勝ち負けレベルの指数を連発。スローの決め手勝負に屈した前走は度外視。連対率５割の中山に戻る今回は、期待できそうだ。

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