【9月9日の展望】3年ぶりの美酒/エニフS

【エニフS】

 長くオープンで戦ってきた◎ナガラオリオンは1200~1400mがベスト。14年の天王山Sから3年以上も勝ち星から遠ざかるが、安定して掲示板に載ってくる。ダートのみならず芝の重賞・阪急杯でも3着に好走するのだから恐れ入る。SP指数もオータムリーフSで586。3走前の天王山Sで570と悪くない。不安を抱える馬が多いメンバーだけに、今回はチャンスだろう。

 指数1位のアールプロセスは、今年1月の初春Sで準オープンを勝ち上がってオープン入り。オープン入り後は大和S2着、千葉S3着、京葉Sが4着と上位争いを演じてきた。準オープンで1年以上も苦労していたことを考えると、地力強化が目覚ましい。SP指数も初春Sが569、千葉Sが592と指数を見てもそれは顕著。ただし、今回は久しぶりの1400m。成績が良くなったのは1200mを使うようになってから。距離延長はマイナスと考える。

【紫苑S】

 春のクラシック戦線を戦ってきた◎ディアドラ。勝ち切れないところがあるものの、桜花賞6着以外は掲示板を確保する堅実さ。SP指数はその桜花賞で512、オークスが502、前走のHTB賞が518と高いレベルで安定している。3歳牝馬同士の戦い、しかもクラシック上位馬がいないメンバー構成だけに、今回はキッチリと結果がほしいところ。

【鋸山特別】

 2度目の1000万クラス昇級で奮闘する◎カルムパシオン。1度目の昇級時は5着、16着、12着、14着と歯が立たずに降級を迎えてしまったが、指数的に見てもちょっと足りない存在だった。しかし、2度目の昇級を決めた7月の中京ではSP指数477をマーク。続くインディアTで469、前走の麒麟山特別では514と大幅な地力強化を示している。クラス通用の力を備えた今、すんなり先手なら逃げ切りは濃厚だ。

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