【7月16日の展望】ローカルの重賞なら足りる/函館記念

【函館記念】

 小回りコースの中距離戦。滞在競馬ということで、巴賞からのステップで大挙出走してくるので過去10年で9連対が巴賞からの参戦だった。再戦の意味合いが強く、当然巴賞の好走馬が人気になるが、巴賞勝ち馬の連対は08年のフィールドベアーが2着になっただけ。1Fの距離延長、過酷な中1週、ハンデは据え置きだがサトノアレスとって楽な一戦ではない。

 ◎ヤマカツライデンは、昨夏の札幌・丹頂S以来勝ち星から遠ざかるが、昨秋以降は、G2~G1の強力メンバにもまれて苦戦を強いられてきた。それでも、京都・日経新春杯では579の高指数をマークしているように能力の高さは間違いのないところ。G3しかもローカルの重賞なら十分力は足りるはず。北海道の洋芝適性は高く、ここは勝負になる。

 ○マイネルミラノは、昨年のこのレースを逃げ切っている。その後は新潟や東京で苦戦しているが、2走前の福島でも逃げ切り勝ちを決めてSP指数は571をマークした。小回りコースで先手を取れば力を発揮するタイプ。ここも怖い存在だ。

【福島12R】

 デビュー戦から3戦目、目先を変えてダートを使ったら507の高指数をたたき出した◎チリーシルバー。芝以上の適性を示した。13着と大きく負けた前走は不可解だが、先行集団の直後でもまれ、直線も進路をふさがれるところがあった。そこから失速したのは馬が嫌気を差したのか。ワンターンの競馬も合わなかったようだ。コーナー4つの小回りに戻る今回、持てる力を存分に発揮してほしい。

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