【7月8日の展望】千mならスピードが違う/噴火湾特別

【豊明S】

 準オープンの一戦に、降級馬3頭に、3歳馬1頭の組み合わせ。3歳牝馬のエントリーチケットは指数的に上位ではないが、斤量の恩恵は大きく馬券には入れておきたい。

 ◎ビップライブリーは降級馬。オープンに出走することはなかったが、この準オープンは2着、2着、1着の3戦でクリアしてみせた。この3戦のSP指数は589、414、551。レースの流れや馬場に関係なく安定したレースぶりが光る。降級馬がいて楽ではないが、連を外すとは考えられない。

 2走前の朱雀Sで穴になった○コウエイタケル。安定感を欠く成績から狙いづらいタイプだが、トリトンSで3着したときにSP指数は575をマークしている。勝ったトーセンデュークはレコードタイム。2着のビップライブリーとは1馬身差。力を発揮すればこのくらいはやれる馬。前走は6着に負けたが、いつも期待通りには走ってくれないタイプだけに、割り切って今回も馬券には入れておきたい。

【阿武隈S】

 準オープンの芝1800m戦。中距離戦でも小回りの場合はスピードタイプが力を発揮する舞台。SP指数上位馬で馬券になるが、より小回り(札幌、函館、福島、中山、小倉あたり)の指数が高い馬を狙いたいところ。各馬の近5走のSP指数ならスマホに掲載中。是非参考にしてほしい。

 ◎ペンタトニックは、約半年ぶりに復帰した今年1月から準オープンで4戦を消化して2着、4着、5着、8着。使われつつ成績が下降し、指数も復帰戦で545の高指数をマークしてからその後が冴えない。ただ、高指数をマークした迎春Sは中山コース。2走前の中山では直線で伸びずに敗れているが、あまり道悪は良い方ではないタイプ。間隔をとった方がいいタイプでもあるし、今回は巻き返す余地がありそうだ。

【噴火湾特別】

 ◎ラスパジャサーダスは、昨秋に中山で惨敗した後、函館のダート1000m戦に照準を絞ってきた。9戦1勝、2着1回のダート1200m戦に対し、ダート1000m戦では4戦2勝、2着2回とパーフェクト連対を誇る超スプリンター。500万勝ちと1000万の昇級初戦で2着に頑張った昨夏の札幌で、510、560の高指数を連発していた快速馬だ。その後の中山での大敗は、舞台や距離が合わず敗因は明確。7カ月ぶりという久々と合わせて、かえってマークが薄くなるのは好都合。函館は初めてだが、小回り、平坦、滞在競馬は絶好のシチュエーション。ここは力の違いを見せてほしい。

【馬サブローコンテンツ】

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