【5月21日の展望】汚名返上には絶好の舞台設定/優駿牝馬
【優駿牝馬】
史上まれに見るハイレベルとうたわれる今年の牝馬クラシック戦線。阪神JF=527、デイリー杯クイーンC=530、チューリップ賞=536、桜花賞=536と、高指数の主要ステップが物語る。中心は前述4レースの上位馬。桜花賞で期待した◎ソウルスターリングと○アドマイヤミヤビは、道悪と距離の適性で譲った格好。汚名返上には絶好の舞台設定だ。
◎ソウルスターリングは、520を超える高指数を3度もマークしている実力馬。ピッチ走法で道悪巧者のレーヌミノルのみならず、2度も退けたリスグラシューにまで譲ったのは想定外だが、SP指数は530と上々。走破時計1分33秒2、SP指数536をマークしたチューリップ賞で、楽々と33秒8で上がってきたあたり、距離延長の舞台で期待が膨らむ。
桜花賞でスピード不足を露呈した○アドマイヤミヤビも、距離延長の東京で巻き返しをもくろむ。アウトライアーズ、カデナを相手に3/4馬身も抜けた百日草特別、SP指数530をマークしたデイリー杯クイーンSは、楽々と上がり指数560をマークする優秀さ。マイルのスピード勝負には向かないタイプで距離はもっと長くても力を出せると見ている。とにかく末脚の破壊力は◎以上だ。
【3歳500万下】500万に昇級してからは6戦2着3回と連対率5割を誇り、2走前には498の高指数をマークした◎ゲンパチケンシン。反面、2桁着順の敗戦も2回と”ポカ”のあるタイプだが、高指数をマークした次のレースで大敗を喫する傾向にあり、くししくも荻野極J以外が騎乗した2回がその”ポカ”にあたる。手の合う鞍上に加えて2戦2連対と相性のいい舞台に戻る今回は、期待に応えてくれそうだ。
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