【5月7日の展望】スピード能力は世代トップクラス/NHKマイルC
【NHKマイルC】
レベルが低いと言われた牡馬クラシック戦線も、ふたを開ければ皐月賞レコードの決着。例年以上に速い馬場が大きな要因となり、スピードの勝ったマイラーに有利な舞台設定となった。今年はその皐月賞組がSP指数上位を占める組み合わせ。プラチナヴォイス、アウトライアーズ、トラストは2桁着順ながらも勝ち馬とは0秒5~8のところで踏ん張り、スピード能力は世代トップクラス。距離短縮も歓迎の3頭だ。
この中では、伸びない外を通った◎アウトライアーズが最も能力が高そうだ。内めの馬群を割った組が上位を占めた中、4角で大外をブン回す強気な競馬。勝ち馬から0秒6差、SP指数557なら上々のと言えるもので、高速馬場への適性も十分に示した。ひいらぎ賞で1馬身半退けたウインブライトに、スプリングSで譲った段階でマイラーと判断していただけに、東京マイルは願ってもない舞台設定。巻き返しを期待したい。
【新潟大賞典】前走のアメジストSを勝ち、晴れてオープン入りの◎メートルダール。SP指数は596と、秋には大きいところを狙えそうなレベルまで力をつけてきた。時計勝負はもちろん、ラストは33秒台前半の末脚が使えるだけにスローの瞬発力勝負も問題なし。軽い芝の高速馬場なら展開不問で力を発揮できるタイプだけに、ローカルの重賞なら力が違うはず。秋に向けて賞金を稼いでおきたいところだ。
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