【3月12日の展望】本番よりここが勝負/フィリーズレビュー

【フィリーズレビュー】

 過去10年、ここをステップに桜花賞を勝ったのはレジネッタのみ。桜花賞に直結しないトライアルレースとして知られるフィリーズレビュー。牝馬戦線において、1400mとマイルの競馬は全く質が異なるということ。1400mがベストで勝ちに来た馬を狙いたい。

 ◎レーヌミノルは、芝1200でデビューして新馬、小倉2歳Sを2連勝。2戦目にして507の指数は驚異的で、指数そのものは2歳9月時点で桜花賞レベルに達していた。その後、さすがに距離が延びて勝てなくなってきたが、牡馬相手の京王杯2歳S2着と、モンドキャンノと互角に渡り合った実績が光る。阪神ジュベナイルフィリーズ(3着)もSP指数は496と悪くないが、マイルの桜花賞でソウルスターリング(先週のチューリップ賞で536をマーク)を負かせるかというと、正直苦しいと言わざるを得ない。桜花賞は色気を持っての出走するだろうが、まずはここをしっかり勝っておきたいところ。

【中山牝馬S】

 ◎マジックタイムは「東京マイルで狙う馬」というイメージを、昨年のダービー卿チャレンジTで一新。牡馬相手に非常に強いレース内容だった。その後、GI・ヴィクトリアマイルは時計が速すぎ6着。マイルCSも高速決着。時計には限界があるので、中山はいいのだろう。ただ、今回は1800m。東京の府中牝馬S2着の実績があるが、SP指数は528と平凡。567をマークしたマイルがベストだろう。アタマからは狙いづらいところだが、連軸としては最適。

【中京8R】

 デビューから大敗続きも、距離短縮で良くなった◎ダイメイプリンセス。1200mでパンパンの良馬場が絶対条件だが、未勝利勝ちと500万クラスの昇級戦で510の高指数をマークしたように、条件さえ整えばさらに上を狙える力を発揮する。近走の足踏みは、順調に使えなかったことも一因と言えるだろう。今週開幕の絶好馬場を味方に、ひと叩きで順調に臨める今回は負けられないところ。

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