【1月15日の展望】皐月賞まで目が離せない/京成杯

【京成杯】

 3週前に行われたG2・ホープフルSと同じ舞台設定で行われ、しかもこれが高指数で決着したということなら、当時2着の◎マイネルスフェーンに全幅の信頼を置く。初勝利を挙げるのに6戦を要した奥手のタイプだが、要は”切れ”が最優先されるスローペースの中距離戦では苦しかったということ。未勝利戦時の最高スピード指数418が、ホープフルSでいきなり500に伸びたのは、スピードが持続するスタミナ型の中距離馬ということ。メンバーレベルが高くなればなるほど持てる力を発揮できるタイプ。同じクラブのマイネルチャールズ(08年の京成杯V、皐月賞3着)とイメージがダブる。皐月賞まで目が離せない存在だ。

【京都5R】

 新馬戦は3番人気に推されながらも9着と期待を裏切った◎マスターコード。スタートのまずさや道中も若さを随所に見せて自滅した格好だ。持てる能力を発揮できたのが2戦目。スタートから楽々と2番手につける先行力を見せ、4角では早々と先頭に躍り出る正攻法の競馬。勝ち馬の決め手には屈した形だが、それでもSP指数は397と未勝利突破ラインに到達。きょうは負けられない一戦だ。

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