【日曜・東京１１Ｒ・エプソムＣ】

　期待を背負って迎えた今シーズンは⑪⑦着と敗戦続きの◎サトノフラッグ。理由として考えられるのは、渋った馬場の影響だろう。国枝師も「弥生賞は道悪で勝っているが、走りからも良馬場の方がいいタイプ。前走も下を気にするようなところがあったからね」と敗因を分析。今回は傷みこそあれ、広い東京で待ち望んだ良馬場。「もう少しピリッとしてほしい」と師は気持ちの面で課題を挙げるが、馬体は短期間でムキムキとなり、マッチョのものすごい体になっている。人気を落としたここで狙い撃つ。

【日曜・東京５Ｒ・２歳新馬】

　少頭数ながら、素質馬がそろった楽しみな一戦。中でも◎ヴァーンフリートは馬体、フットワークに大物感が漂う。直前の併せ馬でも両サイドを子供扱いにする絶好の切れ味。配当妙味は薄くとも、買い目を絞って獲れる。

【日曜・東京１２Ｒ・３歳上１勝クラス】

　◎テンハッピーローズはサフラン賞でサトノレイナスの２着、アルテミスＳではソダシの３着。世代トップレベルの牝馬を相手に好走を重ねた地力は１勝クラスでは上位だ。馬体を大きく減らしたこともあり間隔をあけたが、栗東ＣＷで１Ｆ１１秒台を連発。輸送で極端に体を減らさなければまず上位争いになる。○アラビアンナイトの前走２着時の勝ち馬は、次戦のオークスで４着。相手の筆頭に。

（馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹）

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