ダービーに出走する関東馬の動きは、はっきり言って全頭いい。中でもウオッカ以来、１４年ぶりの牝馬制覇を目指すサトノレイナスは、動と静を織り交ぜた調整で、これ以上ない状態。取材可能な時間ギリギリまで国枝師に話を聞けたが、自信にあふれていた。

【日曜・東京７Ｒ・４歳上１勝クラス】

　ダービーの資金稼ぎも、国枝＆ルメールの黄金タッグで◎ゴールデンレシオ。「長期休養明けは買い」が今のトレンド。これだけ休ませて復帰させるのは、素質を見込まれているからこそ。１週前には美浦坂路で４Ｆ５１秒１。かけっこの速さが違う。

【日曜・東京１２Ｒ・目黒記念】

　◎ミスマンマミーアの前走は上がり３Ｆ３３秒０で差し切り、レコードのおまけ付き。差し有利の展開を読めば、突き抜けてもいいだろう。追い切りではビシッと追って好時計。完全に復調した今なら、勢いに乗る手だ。

（馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹）

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