【土曜・中山３Ｒ・３歳未勝利】

　◎ショウナンカホウはケイコ＝実戦なら、とっくに未勝利戦を勝ち上がっているだろう。実戦に行くと、どうも構えてしまう。前走も不安定なスタートに、エンジンのかかりの遅さなど、悪いところが全て出てしまった感じだった。ただ、それでも勝ち馬から０秒４差は能力があってこそ。攻めは引き続き快調で、サトノフラッグやサクセッションと併せても全く見劣りしない。今回は前向きさもあり、スムーズに流れに乗れるはず。中心に狙う。

【土曜・中山１１Ｒ・中山牝馬Ｓ】

　◎アブレイズの前走はスタート後に挟まれて後方から。さらには道中、直線と外のポジション取りではロスが大きく、大敗があってもおかしくなかったが、最後までしぶとく脚を伸ばして４着。地力だけで押し上げた格好だ。今回は重賞勝ちのある中山。雨風が強く、過酷な状況が予想されるが、◎のパワー、そして走り切る強いメンタルを支持。後続が切れ味をそがれるようなら、楽勝まであると読む。

（馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹）

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