【土曜・中山１１Ｒ・カーバンクルＳ】

　ハンデ戦ということもあって、波乱を頭に置いて予想の組み立てを考えたが、状態面、条件面でイメージの馬が見当たらず。ラピスラズリ組が中心となりそうだ。

　その中からひとひねりして◎ブライティアレディを狙う。２走前はＧ１馬を含む強豪スプリンターらを相手に食らいつき、休み明けの前走は外から抜け出せそうな勢い。最後は強襲を食らい４着だったが、内にいた３着で１番人気のケープコッドを最後まで苦しめた内容は、高く評価できるものだ。これはフロックではなく、明け８歳になってもまだまだ元気いっぱい。５２キロで戦える今回は、もうひと押しあってもいいだろう。もともと人気にならない穴メーカー。配当の妙味も十分に期待できるはず。

【土曜・中山５Ｒ・３歳未勝利】

　◎アメリカンエールは気性の難しさが解消され、前走も正攻法の競馬での２着。中１週でもケイコの動きはさらに迫力を増しており、今度こそだ。

【土曜・中山９Ｒ・菜の花賞】

　◎グローリアスカペラの前走は向正面で動いて２番手に浮上。そこから直線でもう一度噴かすタフな競馬になったが、逃げる２着馬をねじ伏せた。美浦坂路で好時計を連発しているように、仕上がりは申し分なく、２連勝に期待する。

（馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹）

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