【日曜・中山６Ｒ・３歳上１勝クラス】

　◎マクルーバは走るスイッチが入るのが、毎回叩き２戦目。直近では３走前の福島だが、淡々と流れる展開を向正面から動いて、上位争いに加わっている。少頭数でうま味は減ったが、夏の北海道で名を売った秋山稔の手綱さばきに投資してみたい。

　【日曜・中山７Ｒ・３歳上１勝クラス】

　◎カレンピピの前走は４角で立ち上がるほどの不利。並の馬なら心が折れてもおかしくなかったが、むしろ闘志に火がついたように内から再進撃。結果は５着とはいえ、流すことをしなかったレースぶりは、今回につながるはずだ。２日には美浦坂路でラスト１Ｆ１１秒９。以前より動くようになったのは、体が強くなった証拠。ふっくらと見せる馬体からも仕上がりは良く、ジャッジ的確な宮田師の「いいですよ」も信用できる。

　【日曜・中山１２Ｒ・３歳上２勝クラス】◎ヴォイスオブジョイは春の中山戦で５着。道中はなだめながらの追走で、直線も馬群をさばきながらの追い込み。逃げ馬がそのまま押し切った展開も踏まえれば、よく追い込んでいる。とりわけ中山では末脚が目立ち、未勝利勝ち後もすべて掲示板を確保している。ひと息入れたが直前のケイコで５Ｆ６４秒９と出来もＯＫ。逃げ、先行馬が多く顔をそろえたメンバーなら直線一気が決まる。

（馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹）

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