【土曜・新潟１Ｒ・２歳未勝利】

　◎シェーブルドールの前走は、ペースが上がったところで後方に置かれるシーン。激しく手が動き、そのまま失速してもおかしくない状況下だったが、外に持ち出すと再度エンジン点火。勢い十分の伸び脚で０秒３差まで追い上げた。芝のスプリントにやや戸惑いがあったことを見れば、今回の１Ｆの距離延長はプラスに働くはず。配当妙味もあるここは狙い目だ。単勝＆馬連。

【土曜・新潟１０Ｒ・苗場特別】

　◎ジェミニズは一気の距離短縮にもうまく対応。出遅れも焦らず徐々にポジションを上げ、直線もしぶとく脚を伸ばして２着を確保。ここにきての成長は目覚ましく、追い切りの動きは一段と鋭さを増している。今週は５Ｆ６４秒２の自己ベスト。馬なりのままはじけた動きは圧巻で、出来は申し分なし。条件変わりも問題なく、ここで決める。単勝＆馬連。

【土曜・新潟１２Ｒ・３歳上１勝クラス】

　◎カレンは春の転厩がいい刺激となって、安定して力を発揮できている。とりわけ今回と同じ新潟芝１６００ｍでは２走前に少差の３着。外に出すロス、ムチを落とすアクシデントがありながらも、上位２頭を脅かした。前走はポジションを上げたことではじけ方が甘くなったが、着順ほど負けてはいない。直線平坦のコースはベストで、連闘の疲れが抜けてうまくリセットされた今回は、いきなり全開といく。

（馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹）

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