【土曜・中山１Ｒ・３歳未勝利】

　◎トーセンコハクは初ダートの前走が見せ場十分の好内容。逃げ馬を行かせて２番手に取り付くと、ゴール前は徐々に差を詰めて捕らえる勢い。外からの強襲にあって結果３着に敗れたとはいえ、その差はわずか。ダート適性の高さを示した。今回は逃げ馬不在のメンバー構成。力関係がはっきりしており、すんなり行けるここは、押し切れる。単勝＆馬連。

【土曜・中山１０Ｒ・春風Ｓ】

　ブラッドストーンＳは３連単５６０万馬券。人気薄の追い込み馬が１、２着に突っ込む波乱となったが、この流れをつくったのが◎サニーダンサー。１０００万勝ちが前半３Ｆ３３秒０でかっ飛ばし、後半３Ｆ３８秒０でまとめたもの。前走も小細工なしにぶっ飛ばし、最後は失速のレースぶり。ただ、この１戦で他陣営の警戒は強まっており、今回はスムーズな逃げが打てるはず。前回とは反対の、前残りの結果になることを期待する。単勝＆馬連。

【土曜・中山１２・４歳上１０００万下】

　中山ダート２４００ｍは、スピードよりもスタミナ勝負。出入りの激しい競馬になることもあり、タフな末脚が要求される。◎ワイルドゲームは２走前に当舞台で５００万をＶ。通過順の⑫⑥①が示すように、ペースが上がったところをマクって行って、突き放したのだから中身は濃い。左回り、直線の長い東京では味が出なかったが、この条件なら見直す手だ。豊富なスタミナを持つ〇イルフォーコンが相手。

（馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹）

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