ダートで狙う◎フィデリオグリーン
【土曜・中山2R・3歳未勝利】
昨年末の中山ダートは高速決着が多かった。字面からピックアップが可能な馬は見当たらず、馬場状態が明らかに変わっていた先週の傾向からも、まともに走り切れない馬も出てくるのではないか。
◎フィデリオグリーンで勝負になる。前走は芝で8着。ただ当時の勝ち馬がマークした芝1800m=1分49秒2は、馬場差があったとはいえ、前週の1000万特別よりも速かった。追い上げる際の脚勢には見どころがあり、未勝利戦を勝てるレベルにまで地力を強化している。馬格に恵まれており、タフなダートは合うはず。狙うなら今回だ。単勝&馬連。
【土曜・中山4R・3歳新馬】お世辞にも、好メンバーがそろったとは言えない一戦。ここは◎スマートマルシェの素質が抜けている。入念に併せ馬を消化し気力、体力ともにレベルアップ。古馬にも負けないしぶとさを見せており、ケイコ通りならまず待ち負けになる。相手探しでいい。まずは、前向きさがあり陣営の評価もいいアヴォンリー。そして、ケイコで素軽い走りを見せたシルフィーナを上位に取り上げたい。
【土曜・中山12R・4歳上1000万下】前走の◎ネームユアポイズンは初めての京都遠征でイレ込んだうえに、発馬で後手に回るロス。ペースも遅く、全てがかみ合わなかった印象が強い。激しい気性が出世を妨げているが、2走前の新潟戦は最後方から直線一気に豪快な差し切り勝ち。1000万下でも通用の力は示している。立て直した今回はホームの中山で、テンが速くなるマイル戦に外差しが決まる馬場と条件が好転。一変を描ける。
(馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹)
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