【日曜・東京３Ｒ・２歳未勝利】

　初戦を取りこぼした藤沢和雄厩舎のヴァンランディと堀宣行厩舎のセントレオナードが、それぞれルメールとムーアを配して必勝態勢。ただ、中間の調整過程から目いっぱいに状態を上げている印象はなく、人気ほどの信頼感はない。負かすなら◎ヤップヤップヤップだろう。２走前の東京芝2000ｍ戦は、超スローペースからの瞬発力勝負で０秒１差の３着へ浮上。速い上がりが使えることは、この条件では必要不可欠だ。スタートも上手になった今なら未勝利脱出は目前とみる。単勝＆馬連で勝負。

【日曜・東京４Ｒ・２歳未勝利】

　◎ラストドラフトは早めに入厩。時間をかけてじっくりと乗り込み、万全の出走態勢を築いてきた。今週の追い切りはルメール騎手を背に初めて美浦Ｗに入り、堂々とした走りっぷり。長めから軽快に飛ばしながらも、ラストは余力たっぷりの伸びを披露した。見た目も中身もきっちりと整っており、初戦Ｖが濃厚だ。単勝＆馬連で勝負。

【日曜・東京９Ｒ・シャングリラ賞】

　◎ハルクンノテソーロは昨年のユニコーンＳで２着。準オープンでも差のない競馬を演じていた一頭で、1000万下なら本来地力は上だ。前走はスタートで立ち遅れたうえ、前残りの展開。猛追しての３着確保は完全復調を示すものだった。外国人騎手が人気を背負ってくれるのなら、うま味のある馬券が期待できそうだ。単勝＆馬連で勝負。

（馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹）

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