【土曜・東京２Ｒ・２歳未勝利】

　◎デルマエトワールは牝馬の割には馬格があり、フットワークもパワフル。父クロフネの血を色濃く受け継いだ印象だ。デビュー戦は芝で進んで行かなかったこともあるが、速い脚を使えずに７着敗退。それだけに、ダート変わりはプラスに働きそうな雰囲気がある。美浦坂路で４Ｆ52秒台、１Ｆ12秒台を楽々とたたき出せる脚力から、未勝利戦ならすぐにでも勝てる器。伸び伸びと走れる東京のマイル戦で一変を期待する。単勝＆馬連。

【土曜・東京５Ｒ・２歳未勝利】

　モレイラ騎乗の○ブーザーが断然の１番人気だろう。ただ切れるイメージがなく、新馬戦特有のスローからの瞬発力勝負には「？」というのが正直なところだ。◎ゴールデンゾーンは先週の美浦ポリトラックで、一瞬に抜けた脚が強く印象に残っている。直前はＷコースに切り替え、同じく今週の新馬戦を予定している僚馬と併せたところ、こちらも２馬身の先着。手先が軽く芝でかなり切れそうだ。初戦が妙味とみて、単勝＆馬連で勝負する。

【土曜・東京12Ｒ・３歳上500万下】

　◎ロマンテソーロは未勝利戦のＶ内容が秀逸。内をうまくすくったとはいえ、４角14番手からまとめて差し切り、最後は流す余裕があった。デビュー３戦目の東京では３着に敗れたが、勝ち馬はアーモンドアイ。２冠牝馬に次ぐメンバー２位の上がり３Ｆを駆使して追い込んでおり東京でこそのタイプだろう。ひと叩きして理想的なローテで臨む今回は一変を描く。○イタリアンホワイトが相手に。

（馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹）

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