【日曜・新潟２Ｒ・３歳未勝利】

　人気を分け合うレッドアネラとクレバージェット。少しでもリードを保っておきたいレッド、少しでも差を詰めて直線に向きたいクレバー…プレッシャーを含めて厳しい展開になると読む。◎アテンコールは人気２頭とは対照的な脚質。いわゆる『はまり待ち』というところはあるが、近２戦の東京ダート1300ｍの走破時計、内容からも今の未勝利戦なら力は上だ。福島戦を使わなかったことで出来も回復。少しでも前が苦しい状況になれば一気に伸びてくる。単勝＆馬連で。

【日曜・新潟７Ｒ・３歳上500万下】

　◎ショーカノンは好位での立ち回りからポジションを下げて、４角では後方に。普通はそのまま終わるパターンだが、直線で盛り返して６着まで着順を上げている。この『Ｖライン』は今回につながるとみた。中山でのレースぶりからも、コーナー４つの舞台の方が合っている印象。持ち時計だけ走れれば十分勝ち負けになる。単勝が妙味。

【日曜・新潟12Ｒ・３歳上500万下】

　前走の◎ベストティアーズは後続をいったん引き離して見せ場たっぷりの２着。もともと初勝利が東京芝７Ｆ。３走前の中京戦でも小差３着に粘っており、左回りの芝は最も得意としている条件だ。福島をパスして新潟に照準を絞った臨戦過程からも、この一戦にかける意気込みが伝わる。１週前は美浦坂路で４Ｆ50秒９。今週も１Ｆ12秒１と切れたように仕上げは完璧だ。内回りなら粘り込める。

（馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹）

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