【日曜・福島２Ｒ・３歳未勝利】

　リリーバレロの出走で、オッズ的に妙味が出てきたのが◎スールマカロンだ。前走は勝負どころで前が壁に。間を割って何とか抜け出したものの、先に勢いをつけて外から伸びた勝ち馬には頭差届かずの２着だった。ゴール前の勢いからも、スムーズにさばけていれば勝っていたはず。福島コースの経験値や、戸崎圭太騎手への鞍上スイッチといったファクターからも、ここは負けられない一戦とみたい。単勝＆３連単１着固定で勝負する。

【日曜・福島９Ｒ・種市特別】

　◎ゼンノタヂカラオの過去の調教時計を振り返ると、栗東芝で６Ｆ80秒を切り、ＣＷでも１Ｆ11秒台を連発。調教での雰囲気はバリバリのオープン馬だ。出世を妨げてきた要因は恐らく、気性的なものだろう。去勢手術が施され、美浦への転厩で環境も変えた今回は面白い存在になる。間近で馬を見続けてきた感触は、１発目から買いたい-と思わせるものだ。単勝＆馬連で狙ってみる。

【日曜・福島12Ｒ・３歳上500万下】

　◎トーセンヴィータの前走は逃げて③着。ただ４角で手綱を引っ張るシーンがあり、立て直すロスが生じながらも④着馬には８馬身差…上位２頭が強過ぎた。強敵となるキングスヴァリューは初コースで、降級組のリョウランヒーローは叩きつつのタイプ。全体的にメンバーは楽になっており、逃げはほぼ確定の状況にある。中間の動き、気配から出来も申し分ない。崩れることは考えにくい。

（馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹）

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