【日曜・東京４Ｒ・３歳未勝利】

　馬体の良さが際立つ◎カヴァルは、未勝利でとどまるような器ではない。寒い時季は代謝が上がらず攻め切れなかったが、暖かくなったこの中間は美浦Ｗでハードに乗り込まれてきた。「前向きさがあるし、具合はすごくいいよ」と勢司和浩調教師は仕上がりに自信をのぞかせる。行き脚が鈍いタイプだけに前半の位置取りが鍵となるものの、過去のレースぶりからも直線が平たんに近いコースは最も力を発揮できる。配当的な妙味もあり狙ってみる。単勝＆馬連。

【日曜・東京６Ｒ・２歳新馬】

　栗東坂路で４Ｆ51秒台を連発している○アカネサスは、早くから東京を狙っての出走で状態は万全に映る。まともなら…というところだが、気になる馬が１頭いる。◎マーマレードガールだ。先週は大きく追走して、ラストは切れのある伸び脚。今週の３頭併せは外の古馬に遅れたものの、手応えには余裕があったように意識的に追わなかったものだ。かなりのスピードを秘めていることは間違いない。陣営も「勝った気性を含めて初戦向き。条件も合うはず」と色気たっぷりだ。単勝＆馬連。

【日曜・東京12Ｒ・三浦特別】

　前走の◎ダイワインパルスは復帰までに時間を要し、12キロの馬体減での出走。レースももまれる形を避け、直線は大外へ出す安全策…勝負度合いは低かった。それでもいざ追いされるとしっかり反応して０秒３差④着。脚抜きのいい馬場だったとはいえ、過去に好メンバーの東京ダート８Ｆ戦を１分35秒３で駆け抜けた力はやはり上位だった。叩いた上積みがあり、再度同じ舞台。今度は勝ち負けに。

（馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹）

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