【日曜・中山６Ｒ・３歳500万下】

　◎セイウンリリシイは今週の追い切りで、高松宮記念へ出走するラインミーティアを完封。陣営の「メキメキと力をつけている」との言葉通り、過去最高と思えるほど今は出来がいい。「1400ｍも悪くはないが、やはりベストは1200ｍ。上がりのかかる馬場も合っている。セイウンミツコとの２頭出しで、どちらも先行馬。高松宮記念のセイウンコウセイとネロのようにどちらがハナをたたくか、その点にも注目してよ」とは西山牧場の関係者。今回はリリシイが勝つとみて単勝＆馬連で勝負する。

【日曜・中山10Ｒ・美浦Ｓ】

　今年の２回中山・芝1800ｍ戦は中山記念やスプリングＳなど重賞を含む11鞍が行われたが、上がり３Ｆ最速はスピカＳ２着時に33秒８をマークした◎レッドローゼス。うまく立ち回った勝ち馬を首差とらえることはできなかったが、昇級初戦としては文句なしの内容だった。今週の追い切りは美浦Ｗで６Ｆ81秒７。攻め駆けするテオドールを相手に堂々と併入に持ち込んだ動きは、前回とは見違えるほど鋭い。勝ってオープン入りといく。単勝＆馬連で。

【日曜・中山12Ｒ・４歳上1000万下】

　何が何でも行きたいブロワを筆頭にハナを希望する馬が約半数。激しい先行争いになりそうで差し馬に注目する。◎フクノグリュックはチークからブリンカーに変更。効果は大きく、前走は１列前のポジションで流れに乗れた。しかも外を回りながらも０秒１差まで追い上げる優秀な内容。馬体をふっくら見せているこの中間からも引き続き出来はキープできており、一気の差し切りを期待する。

（馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹）

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