【日曜・東京１Ｒ・３歳未勝利】

　◎サンメイコンはデビュー２戦目で一変した走りを披露した。前半は促しながらの追走だったが、直線に向くとギアが入り、ゴール前は勝ち馬に迫っての２着。若さをのぞかせながらも、ダート適性の高さは十分に示したと言えるだろう。追い切りでは古馬相手に先着。前向きに走れるようになっており、これなら追走に手こずることはあるまい。相手関係からもチャンスは大きい。単勝＆馬連。

【日曜・東京２Ｒ・３歳未勝利】

　◎ナイアの母カトルズリップスは杉浦宏昭厩舎で現役時代に４勝。セールスポイントは素軽い先行力だった。子どもとなる本命馬は500キロを超える大型馬。理想はもう１本…という状態での出走となってしまったため、初戦は息切れして13着に失速してしまった。陣営は『仕方がなかった』と前を向く。

　レースを使ってすぐに乗り込めており、前走後の初時計でいきなり４Ｆ52秒４～12秒３。その後も素軽い動きを連発しており、実戦を使った効果は歴然としている。現状はダラッと行かせるより、スピードで押し切るスタイルが合う。距離短縮で最後まで集中力を保てれば、馬券に絡む可能性は十分にあるだろう。単勝＆馬連で。

【日曜・東京12Ｒ・４歳上1000万下】

　◎サバイバルポケットは新馬戦の13番人気３着を筆頭に、６番人気で未勝利戦を勝ち上がると、11番人気で500万下をＶ。前走は10番人気で1000万下２着…今後も要注目の穴メーカーだ。勝ち馬の決め手に屈したその前走も、０秒１差に６頭がひしめく混戦を制しての連対。リズムさえ崩さなければとにかくしぶとい。未勝利勝ちの内容からも渋った馬場は歓迎。出来も絶好だけに狙わない手はない。

（馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹）

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